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働き方改革で残業や仕事量は減るのか?【大企業の事例】

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どうもdaisです。

 

働き方改革関連法が施行されて5か月経ちました。

僕は、大企業に勤めており、残業や休日出勤の制限など、大なり小なり働き方改革の影響を受けています。

 

今回は、働き方改革によって残業や仕事量って減るのか?

ちゃんと守れているのか?

またどのような対策を行っているのか?

大企業の実例をもとに語っていきたいと思います。

 

 

大企業では実際、残業や仕事量は減るのか?

答えは残業や仕事量が多い人は減る・少ない人は増える

これはどういうことかというと、残業が多い人は制限があるので、そこまで減らさないといけないので、必然的に減るというわけです。

一方で残業が少ない人は多い人の仕事を振られたり、フォローすることによって増えるということです。

 

要は、残業も仕事量も平均化して制限を超えないようにするということ

 

僕の実例でいうと、どちらかというと少なめな方(それでも30~40ぐらい)だったので、他の人の仕事やフォローをやった影響で、増えました。

何とかギリギリ45時間以内に抑えることはできていますけどね。

(ちなみに、先月は44.5時間でした)

残業の制限はどれぐらいまでいいのか?

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では、どのくらい残業していいの?ということなんですが、簡単に言うと基本的に1ヶ月の残業時間は45時間以内に抑えなければならない。

また、45時間を超えることができるのは、年間6か月まで。

 

さらに、残業だけではなく休日出勤も対象になります。

休日に関してもややこしい決まりがあり、労働基準法第35条で「労働者に毎週少なくとも1回(もしくは4週間に4回)の休日を与えなければならない。」となっています。

このことから、週1日もしくは4週間に4回の休日を法定休日にすることになります。

会社によって法定休日は違うので、各自社規などで確認した方がよいです。

 

僕の会社の場合、日曜日が法定休日で、日曜日の休日出勤は1ヶ月2回までという制限が設けられていました。

ここも会社によって違うと思います。

制限を超えてしまうとどうなるのか?

残業時間45時間を6か月(6回)超えてしまうとどうなるのか?

簡単に言うと、労働基準局から罰則を科されるおそれがある

これは上司から聞いた話ですが、違反した場合ブラック会社の烙印を押されることになるらしいです

要は、ブラック会社になる=信用が落ちる=仕事がもらえなくなる(減る)ということ

確かに、会社としては、信用が落ちて、仕事が減って売り上げ落ちたらシャレにならないですからね。そりゃ全力で阻止するわけですよ

残業時間はちゃんと守れているのか?

気になるのが、この残業時間という制限をちゃんと守れているのか?

結論:守れていない人が多い

残念ながら、残業時間オーバーしている人が多い状態でした。

 

なぜこんな情報を知っているかというと、社員全員にどのくらい残業しているのかエクセルのファイルで逐一メール送信されるからです。みんなで共有して残業減らしましょうということらしい。

原因は?

残業が増えてしまう原因は、やはり人数に対して仕事量が多い

これが圧倒的多数。

60~80時間程度の人が多く、これでも申請をしていない時間もあるので、実際はもっとやっている可能性は高い(100時間とか)

ようやく上層部もそれに気づいたのだ。(遅っ!)

解決策や対策は?

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対象者にヒアリングを行う

まず、現状を把握するために部長や課長が残業が多い人に、ヒアリングを行う

 

  • 全体の仕事量
  • どの仕事で時間が増えているのか?
  • 他の人に振れるまたは手伝える仕事はあるのか?
  • やり方を変える、無駄をなくせる仕事はあるのか?

 

など、結構踏み込んで聞いてたりします。

 

でもそのヒアリングをやり始めたのが、8月からですかね。それにしても遅い。

4月からやらないとダメでしょ!と個人的には思いましたが。

仕事の割り振り

上記の他の人に振れるまたは手伝える仕事が、残業少ない人やまだ余裕がある人に、振っていくわけです。

僕も当然、慣れない仕事を振られました。まあ全体のことを考えればある程度しょうがないですけどね。

業務の効率化・簡略化・廃止など

時間がかかっている仕事や非効率な仕事を見直して、効率よくできそうなものややめても大丈夫なものをみんなで話し合い、実践していきます。

派遣社員を増員する

仕事を振ったり、無駄をなくしたりしても45時間には届かない人は当然出てきます。

 

最終手段として、派遣社員を10名ほど雇うらしいです。

そこまでしないと厳しい状態に来ているのがわかります。

でも、派遣社員に仕事を覚えてもらうまでに多少時間がかかるので、残業削減の効果が出るまでに数ヶ月はかかりそうな感じですね。 

まとめ

以上で僕が勤めている大企業の実例を紹介してきました。

※あくまで1企業の話なので、会社によってもちろん違いはあるかと思います

 

まとめるとこんな感じ

 

  • 残業や仕事量は多い人は減る、少ない人は増える→平均化する方向に持っていく
  • 残業時間は現段階で守られていないことが多い
  • 原因:仕事量多、人数少のため     
  • 解決策や対策:多い人にヒアリングを行う、業務の効率化、簡略化、廃止・派遣社員の増員

 

今年度もおよそ半分過ぎたわけですが、僕のいる事業部は下期(10月~3月)が忙しくなってくるので、ここからが本番になってくると思います。

みんな45時間という時間を守れるのか個人的には微妙なところだと思っています。まあ、全体的に減っているのは確実なんですが。

 

来年の3月結果がどうなったかこのブログでまた報告していきたいと思います。

 

それでは、以上!