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ハザードマップを使って災害から身を守ろう

どうもdaisです。

 

ハザードマップをちゃんと見たことはあるだろうか?

僕は先月上陸した台風19号が来るまで見たことはありませんでした。

 

 

それはなぜか?

30年以上地元で生きてきて大規模な災害にあったことがないから(東日本大震災では揺れはあったもののそれ以外は特になし)

まあ大丈夫だろうと、完全にたかをくくってました。

でも最近、台風が連続したり大雨、川の氾濫など水害が多くなっています。

僕が住んでいる地域は荒川が近くに流れているので、台風19号の時は氾濫するんじゃないかってひやひやしながら様子を見ていましたし、しかも近所に避難のアナウンスや通知がバンバン来て、ちょっと焦りました。(実際避難勧告でした)

これはまずいと思って最低限の避難の準備だけはしました。

 

で、実際台風が通過した後は、僕が住んでいる地域では何も被害はなかったのでよかったのですが、多摩川や那珂川、福島など川の越水、決壊、氾濫が71か所ありました。

後のニュースでもわかったのですが、どうやら実際に浸水したエリアは、ハザードマップの浸水想定エリアと概ね同じだったことが判明しました。

 

詳しくはこちらを参照

www3.nhk.or.jp

 

それで自分の住んでいる地域はハザードマップはどうなっているのか?

興味が出てきたというか、今後も水害や地震など災害が起こる可能性があるので、さすがに見ておかないとまずいなと思って調べました。

 

前置きが長くなりましたが、今回はハザードマップをネットで見る方法を紹介します。

 

 

そもそもハザードマップとはなにか?

ハザードマップとは、要は自然災害に対してどれだけの被害の範囲が出るのか予測したもの地図に表したものです。

市区町村から配布されているものや、ネットでも見ることができます。

 

ハザードマップの紹介

ハザードマップポータルサイト

 

disaportal.gsi.go.jp

国土交通省が運営しており、市区町村ごとのマップや、様々な災害の情報、地形の成り立ち、標高、活断層の位置などを地図上で調べることができます。

 

サイトに入ると、「重ねるハザードマップ」「わがまちハザードマップ」の2つがあります。

・「わがまちハザードマップ」は、都道府県と市区町村を選択して、その自治体が公表しているURLに飛ぶことができる。(自治体が公開・公表していない場合もある)

・「重ねるハザードマップ」は、様々な災害(洪水・津波・土砂災害・道路防災情報)のリスク情報を地図や写真に自由に重ねて表示できる。

 

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重ねるハザードマップ

台風19号で浸水した水戸北インター付近を例に、重ねるハザードマップを使ってみる。

住所または地名か「洪水」「土砂災害「津波」「道路防災情報」のボタンを押すと、地図の画面に映ります。

 

台風19号の際、那珂川(茨城県水戸市)が氾濫したエリア

実際の写真↓

 

重ねるハザードマップ↓

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浸水した場所をハザードマップで調べてみると、最大で10~20m浸水するとでました。

色がついている部分が浸水が想定される箇所です。

地図の紫色の部分が10m以上浸水するみたいなので、最悪の場合この辺一帯はもっと水没していた可能性があるというわけですね。

しかも地形が「氾濫平野」とでています。

氾濫平野は簡単に言うと、過去の洪水によってできた平野。川の上流部などから運ばれてきた土砂でできた地形です。

なので、昔から洪水や水害があった場所と推測できます。

 

もう一つ試しに神奈川県鎌倉市付近で「津波」と「土砂災害」を重ね掛けしてみました。

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ピンク色が「津波」のエリア。濃くなるほど、高くなります。

黄色と赤茶色が「土砂災害」赤茶色の方が、危険度が高い。

もし関東大震災クラス(M7.9)が起きた場合、海沿いだけではなくて、少し内陸の方でも津波や土砂崩れが広い範囲で発生する可能性があるわけです。

 

わがまちハザードマップ

「わかまちのハザードマップ」ですが、こちらは各自治体が公表しているハザードマップなので、もちろんそれぞれ見方や内容が異なっています。

避難場所の案内やどうやって避難する(上に移動する垂直避難なのか別の地域に行くのか)避難するとか、災害発生時の対応などの情報は「わがまちのハザードマップ」の方が詳細に載っている場合があります。

 

自分の地域でも調べてみた

※地図載せると大体の住所がわかってしまうので、土地の情報だけ

一応僕も、この「重ねるハザードマップ」と「わがまちハザードマップ」を両方とも見て、どう避難するべきか調べてみました。

・洪水は最大3m~5m

・地形は氾濫平野

・標高は-0.7m

・土砂崩れや津波の心配はない

海からはやや遠いので、土砂崩れや津波の心配はなさそうです。

でも地震の場合は地盤が軟弱なので、こればかりは起きてみないとわかりません。

あと、標高に関しては、0m地帯というか標高がマイナスなので洪水のリスクはかなり高いことがわかりました。

僕の自宅はマンションの2階で、水没した場合外に移動する方が逆に危ないので、基本自宅待機の方がよさそう。

高さを調べたら僕のマンションの2階は3.6mあるらしいので、ちょっとやそっとのことでは、この高さまでは水は来ないかなあと思います。

さすがに5m来たらまずいので、3階以上に避難という感じですかね。

一応上階に昔からの親友がいるので、いざという時はよろしくと言ってあるので、多分助けてもらえる、はず。

でもハザードマップ通りに浸水したりがけ崩れが起こるわけではないので、過信はしすぎない方がよいかなとも思います。

 

今回、ハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」と「わがまちハザードマップ」の2つを紹介しました。

両方とも見て自分が住んでいる地域や、職場、学校、施設など、どこが危険やリスクがあるのか調べた上で、避難の準備や対策を取りましょう。

その情報があるのとないとでは、ひょっとしたら生死を分けるかもしれないですからね。

 

それでは、以上!